現在、荒井教授は、NHKのEテレにおいて2017年4月からリニューアルされた子ども向け英語番組「えいごであそぼ with Orton」に実験の監修者として携っています。同番組では、博士が毎回、英語の中に出てくる「音」に関わる実験道具等を発明し、子どもたちがそれを使っ英語の「音」を出せるように工夫が施されており、荒井教授は、その中で「博士の実験道具」が登場するコーナーの監修を担当しています。
thの発音を理解するために作られた実験道具
同番組では、視聴者が親子で楽しみながら英語の音になれていくための「実験」が重要な役割を果たしています。例えば、英語の/th/の音を取り扱う回では、ゴム紐を上の歯と舌先で挟んで引っ張り単語 “that” を発音すると、ゴム紐が解き放たれて的を射ることができる実験道具が登場します(写真)。子どもたちは実験を通し、英語の/th/の発音を体全体や五感を使って体感することができます。また番組内には、その実験道具を自作するためのコーナーも設けられており、視聴者が家庭にあるような簡単な素材を使って、簡易版の制作を楽しむことができるようになっています。
番組情報につきましては、以下のウェブページをご覧ください:
NHK Eテレ「えいごであそぼ with Orton」
(2017/10/4 更新)