サイエンススクエア

8月12日(土)、13日(日)の2日間にわたり国立科学博物館にてサイエンススクエアが開催されました。
荒井研究室からは声道模型とディジタルパターンプレイバックが展示されました。

声道模型
母音は、声帯の振動によって作られた音源が口の中(声道)で響くことによって作られます。その際に声道の形状を変化させることで、「あいうえお」が変わります。声道模型はこの「あいうえお」それぞれの声道の形状を音響管としたものです。人工的なブザー音とこれらの声道模型を組み合わせることで、擬似的に母音を作り出すことができます。(当webページにも声道模型に関するページyoutube へのリンクがあります。)

ディジタルパターンプレイバック
音の「高さ」「大きさ」「音色」を可視化するものとしてスペクトログラムがあります。スペクトログラムでは、その上部に高い音の成分が表示され、音の強弱は色の濃淡で表します。こうしたスペクトログラムが表す声の模様を再び音声に再変換する技術をパターンプレイバックを呼び、そのディジタル版がディジタルパターンプレイバックです。(詳細はこちら。)

両日ともに150人近い子どもたちが荒井研のブースを訪れ、声の仕組みについて体験してもらうことができました。

(2017/09/22更新)