動画の公開:2021年 INTERSPEECH

荒井隆行教授が2021年のINTERSPEECH にて行った、以下の講演に関連した動画が公開されました。

セッション:[Virtual] Speech Production
タイトル :Vocal-tract models to visualize the airstream of human breath and droplets while producing speech
声道模型を用いて、新型コロナウイルスに関わるエアロゾルや飛沫を測定した研究の報告です。


肺のモデルと頭部形状模型を用いて、発話時のエアロゾルの流れを可視化したもの:

肺圧:高 / 経路:口
肺圧:低 / 経路:口
肺からの圧力が低い場合でも、遠くまでエアロゾルが漂う様子がみられます。
肺圧:高 / 経路:口+鼻
鼻からの気流が加わることによって、エアロゾルが指向性をもつ様子がみられます。
不織布マスク:あり / 経路:口+鼻
不織布マスク:あり / 経路:口
不織布マスクによって、エアロゾルが抑えられている様子がみられます。

気流の速度を可視化したもの:

両唇破裂音の発話時の飛沫を可視化したもの:

/b/, /m/, /w/, /r/, /l/ を発話する声道模型 (BMW-RL Model) を用いた測定
口唇モデル付きの2020 モデルを用いた測定
BMW-RL Model に口唇モデルを付けたBMW-RLモデルを用いた測定

荒井教授の講演に関して、詳細はこちらをご覧ください。

(2021年12月28日更新)